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HJS 臨床病理セミナー 2016年4月【特殊検査の意義(SDMA・抗核抗体・リューマチ因子・FIP)】後半


・講師: 平田雅彦 先生
・役職: IDEXXラボラトリーズ

検査を漫然と行うのではなく、それぞれの検査の使いどころを習得していただきます。
特に、今後、IDEXXが検査提供するSDMA(対称性ジメチルアルギニン)は、より早期に腎臓病の診断を行うための腎臓の新しいバイオマーカーです。SDMAはアミノ酸のアルギニンがメチル化されたもので、蛋白分解の過程で循環血中に放出され、そのほとんどが腎臓より排泄されます。SDMAには3つの特徴があります。ひとつは、ほぼ全てが腎臓からの濾過により排泄されるため、糸球体濾過率(GFR)の優れた指標となること。また、慢性腎臓病(CKD)においてクレアチニンは腎機能が75%喪失するまで上昇しないのに対し、SDMAは腎機能が平均40%喪失した時点で上昇するために、クレアチニンよりも早期診断が可能なこと、さらに、SDMAは腎特異的であり、クレアチニンのように腎外性の要因に影響されることがなく、特に筋肉量に影響されないため、高齢や悪液質で痩せた犬猫でも、より正確に診断できることです。

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